加盟開発の経験を話すと、「それは格安レンタカーだから通用したのでは」と聞かれることがあります。その問いに答えるのが、この事例です。弊社代表は、格安レンタカーとはまったく業態の異なる飲食・焼肉のフランチャイズでも、加盟開発責任者として50店舗まで拡大に携わりました。業種が変わっても変わらなかったことと、業種によって変えたこと。その両方をお話しします。
この記事の要点
- 業種が変わっても、「加盟する人の不安に向き合う」という加盟開発の本質は変わらなかった
- 反響から面談、成約までの数字を追う管理は、業態を問わず効いた
- 変えたのは、誰に、どんな資産や経験を前提に提案するかという「ターゲットの置き方」
この記事の目次
飲食・焼肉のフランチャイズで、加盟開発責任者として50店舗まで
格安レンタカーの本部での経験の後、業態の異なる飲食・焼肉のフランチャイズで、加盟開発の責任者を務め、50店舗まで拡大しました。レンタカーは「車両と敷地」が中心の事業で、飲食は「人と店舗オペレーション」が中心の事業です。投資の構造も、加盟する人の顔ぶれも、まったく違いました。
変わらなかったこと1:売り込むのではなく、不安に向き合う
業種が変わっても変わらなかったのは、加盟開発の本質です。加盟希望者は、これから人生を賭けて大きな投資をしようとしている人たちです。だから、売り込むのではなく、相手の不安に寄り添い、本当にこの事業でうまくいくのかを一緒に考える姿勢が求められます。レンタカーでも焼肉でも、ここは同じでした。
そして、面談して「この方には合わない」と感じたら、正直にお伝えして、加盟をお断りすることもある。無理に加盟させても、合わなければ続かず、本部にとっても加盟者にとっても不幸でしかないからです。この考え方も、業種を問わず変えませんでした。
変わらなかったこと2:数字で、どこで止まっているかを見る
もう一つ変わらなかったのが、数字の管理です。問い合わせが何件、面談に何件進み、何件が契約になったか。この流れを追っていれば、業態が違っても「どこで止まっているか」が見えます。拡大期のレンタカー本部で整えた管理の考え方は、飲食でもそのまま使えました。
変えたこと:誰に、何を前提に提案するか
一方で、変えたのはターゲットの置き方です。レンタカーでは、ガソリンスタンドや整備工場のように「今ある敷地と人員を活かせる事業者」に狙いを定めました。飲食では、店舗運営や接客の経験、立地の見方など、前提にできる資産がまったく違います。同じ「相性のいい相手に、なぜ合うのかを具体的に示す」という方法でも、相手が変われば中身は変わります。
業種を変えて分かったのは、加盟開発の「型」は業種をまたいで持ち運べるが、「中身」はその業種の加盟者を知らなければ作れない、ということでした。
この事例から、本部の方にお伝えしたいこと
- 加盟開発の方法論は、業種が違っても土台は共通している
- ただし提案の中身は、その業種で加盟する人の資産と不安を知らなければ作れない
- 依頼先を選ぶときは、「複数の業種・フェーズで、実際に加盟店を増やした経験があるか」を見る
弊社はこのほか、リラクゼーション、印刷・オンデマンドショップ、無人フィットネスジムなど、複数の業種のフランチャイズ本部の支援も手がけてきました。実績の全体は【加盟開発の実績と事例】に、依頼先の見極め方は【加盟開発代行の選び方】依頼先を見極める、3つの判断基準にまとめています。
加盟開発を体系的に押さえたい方は、フランチャイズ加盟開発の完全ガイドもあわせてご覧ください。
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実際の支援の様子は支援事例、本部向けの支援内容はフランチャイズ本部様へでご紹介しています。加盟希望者をご紹介いただける方向けに、紹介パートナー制度もご用意しています。
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加盟開発の事例シリーズ(全3回)
- 1. 拡大期|150→350店舗
- 2. 立ち上げ期|3年で65店舗
- 3. 飲食・焼肉|50店舗この記事
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