フランチャイズ事業

【加盟開発代行の費用】料金の仕組みと、金額だけで選んではいけない理由

加盟開発を外部に任せたいと考えたとき、気になるのが費用です。しかしネットで調べても、明確な相場はなかなか出てきません。この記事では、加盟開発代行の費用がどのような仕組みになっているのか、そして金額をどう考えるべきかをお話しします。

この記事の目次
  1. 費用の形は、大きく3つ
  2. なぜ「相場」が示しにくいのか
  3. 安さだけで選ぶと、どうなるか
  4. 費用を考えるときの、3つの視点
  5. 弊社の考え方
  6. 採用と比べると、費用の「形」が違う
  7. 加盟した側として、費用に見合う支援とは
  8. よくある質問

費用の形は、大きく3つ

加盟開発代行の費用は、依頼先によってさまざまですが、大きく分けると次の3つの形があります。

1つ目は、月額の固定報酬です。
毎月一定額を支払い、その範囲で加盟開発を進めてもらう形です。成果に関わらず費用が発生しますが、腰を据えて中長期で取り組んでもらいやすい形でもあります。

2つ目は、成果報酬です。
加盟契約が成立したときに、報酬が発生する形です。契約が取れなければ費用は発生しませんが、その分1件あたりの報酬は高くなる傾向があります。

3つ目は、固定と成果を組み合わせた形です。
月額の基本報酬に加えて、成約時の報酬が発生します。実際にはこの組み合わせ型が多く、支援の内容によって配分が変わります。

なぜ「相場」が示しにくいのか

加盟開発代行に明確な相場がない理由は、支援の中身が依頼先によって大きく異なるからです。

加盟希望者への対応だけを担うのか。募集資料の作成から関わるのか。市場や商圏を分析し、展開戦略まで提案するのか。本部の仕組みづくりにも踏み込むのか。関わる範囲が違えば、当然、費用も変わります。

つまり、金額だけを並べて比較しても、意味がないのです。「その金額で、何をどこまでやってもらえるのか」をセットで見なければ、高いか安いかは判断できません。

安さだけで選ぶと、どうなるか

費用を抑えたい気持ちは、よく分かります。ただ、安さだけで選ぶと、思わぬ結果を招くことがあります。

加盟開発は、担当者の経験と力量に大きく左右される仕事です。報酬が低ければ、経験の浅い担当者が付いたり、他の案件と兼務で十分な時間を割いてもらえなかったりします。結果として加盟が増えず、時間だけが過ぎていく。それは、費用を抑えたつもりで、最も大きな損失を出すことになりかねません。

また、成果報酬型で「とにかく契約を取る」ことに偏ると、本来合わない人まで加盟させてしまう危険もあります。加盟後に続かず撤退されれば、本部の評判が傷つき、長期的には大きなマイナスです。

加盟開発の進め方に迷ったら。現状をお聞きしたうえで、どこから手をつけるべきかを率直にお伝えします。

オンライン面談(Zoomなど)までは無料です。

費用を考えるときの、3つの視点

では、どう考えればよいのか。3つの視点をお伝えします。

1つ目は、支援の範囲を明確にすること。
どこからどこまでをやってもらうのか。契約前に、具体的に確認してください。曖昧なまま進めると、後で「そこまでは含まれていない」となりがちです。

2つ目は、担当者の力量を見ること。
実際に動く人が、どんな経歴と実績を持っているか。金額よりも、この点の方が成果を左右します。

3つ目は、加盟後まで見据えているか。
契約を取って終わりではなく、加盟した人が成功できるかまで考えてくれる相手か。ここを見誤ると、目先の加盟数と引き換えに、本部の将来を失うことになります。

弊社の考え方

弊社は、加盟開発の実働だけでなく、本部の中身を見た上で、市場と商圏を照らし合わせた展開戦略もご提案しています。アーリーステージの本部であれば、仕組みづくりそのものに踏み込むこともあります。

費用については、御社がどこまでを求めるかによって変わります。だからこそ、まずはお話を伺い、何が必要かを一緒に整理するところから始めます。「いくらかかるか」の前に、「何をすべきか」をはっきりさせることが、結果的に無駄のない投資につながると考えています。

加盟開発でお困りの本部の方は、一度ご相談ください。ご相談は無料です。

関連記事:【完全ガイド】フランチャイズ加盟開発とは|進め方・代行の選び方・成約のすべて(加盟開発の全体像はこちら)

採用と比べると、費用の「形」が違う

代行費用を考えるとき、「社員を採用する場合」と比べると、その意味が見えやすくなります。加盟開発の担当を正社員で雇う場合、給与だけでなく、社会保険料、採用コスト、教育コスト、そして成果が出ない時期の固定費が発生します。しかも戦力化まで数か月かかり、その間も人件費は出続けます。

一方、代行は「必要な期間・必要な量だけ」変動費として使えます。立ち上げ期で加盟開発の型がまだない、専任を雇うほどの量がない——そうした段階では、固定費で人を抱えるより、変動費の代行の方がリスクを抑えられます。代行費用は「高い出費」ではなく、「採用リスクを変動費に変える手段」と捉えると、判断しやすくなります。

逆に、加盟開発の型が固まり、安定した量の反響がある段階なら、内製の方がコストを抑えられます。つまり費用の正解は、自社が今どのフェーズにいるかで変わります。詳しくは加盟開発は代行か内製かもあわせてご覧ください。

加盟した側として、費用に見合う支援とは

弊社はリラクゼーションサロン「ASIESTA」の加盟店として、本部に費用を払う側でもあります。その経験から言えるのは、費用に納得できるかどうかは、金額そのものではなく「払った分、こちらが前に進めたか」で決まるということです。

加盟開発代行も同じです。安く済んでも加盟店が増えなければ意味がなく、それなりの費用でも、質の高い加盟店が着実に増えれば十分に見合います。費用は「いくら払うか」ではなく「いくら払って、何が得られるか」で判断してください。

よくある質問

加盟開発代行の費用相場はどのくらいですか?

固定報酬型、成果報酬型、併用型で大きく異なり、一律の相場はありません。金額の安さだけで選ぶのではなく、自社のキャッシュフローと開発フェーズから逆算して報酬体系を選ぶことが重要です。

固定報酬型と成果報酬型、どちらがいいですか?

開発の型がまだなく設計から任せたいなら固定報酬型、商材と説明資料が既にあり接触量を増やしたいなら成果報酬型が向きます。それぞれ注意点があるため、自社の状況で判断してください。

費用が安い代行を選んでも大丈夫ですか?

金額だけで選ぶのは危険です。安さの裏で数を優先され、合わない加盟店を通されると、支援工数や紛争リスクが本部に返ってきます。費用は支払う金額ではなく、得られる成果の質で判断すべきです。

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この記事を書いた人

井上 和弥

井上 和弥

アイピーデザイン株式会社 代表取締役

フランチャイズ本部の立ち上げ支援・加盟開発を手がけ、自らもフランチャイズ加盟店を運営。格安レンタカーのフランチャイズ本部で営業部長として加盟開発を牽引(150→350店舗)、飲食・焼肉のフランチャイズで加盟開発責任者(50店舗)、立ち上げ間もない本部の格安レンタカーを3年で65店舗まで拡大。リラクゼーション・印刷・無人フィットネスジムなど複数業種の本部支援実績を持つ。本部と加盟、その両方を知る立場から発信しています。

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